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プロによるメンテナンス履歴の効果

弦の交換は査定前の基本

長期間使用していなかったギターは、弦がサビていたり、たるんでいたりする場合があります。
どれだけ本体が綺麗でも、弦の状態が悪ければマイナス評価となる可能性が高いため、売却前には必ず交換しておきましょう。
弦の購入費用や交換作業が手間に感じる人もいるかもしれませんが、それによって査定額が数千円単位で上がるケースもあるので、結果的に得をすることが多いです。
また、弦の交換は慣れていないと難しく感じるかもしれませんが、ネット上に手順を解説した動画や記事が数多くあるので、それらを参考にすれば初心者でも対応可能です。
万が一自信がない場合は、楽器店に持ち込んで交換してもらうのも一つの方法です。
少しの出費と手間を惜しまない姿勢が、高く売るためのポイントになります。

証明書類は必ず保管しておく

自分で日々手入れをすることも重要ですが、プロによるメンテナンスを受けた記録があると、楽器の価値がより高く評価されやすくなります。
例えば、リペアショップでの調整やオーバーホールの履歴があれば、丁寧に管理されていた証拠になります。
ただし、そのような実績があっても、証明する書類がなければ査定時に効果を発揮しにくいため注意が必要です。
口頭で「メンテナンスを受けた」と伝えるだけでは信頼性が乏しいので、作業明細やレシート、保証書などの書類を必ず保管しておきましょう。
これらは、売却時にすぐ提示できるようにしておくとスムーズです。
専用ケースの中など、紛失しない安全な場所に保管するのが望ましいです。
きちんとした証拠を準備することで、査定額が数段階アップする可能性もあります。


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